充電器込みEV自動車リース
電気自動車を自宅で充電する場合の費用をガソリン代と比較

電気自動車の充電料金とガソリン代を比較

電動モーターでクルマを駆動させる電気自動車(EV)は、走行中に排気ガスを出さない地球環境にやさしい自動車として世界中で注目されています。

電気自動車は外部から電気を充電するため、充電設備がなければクルマを動かすことはできません。

充電設備は自宅にも設置でき、電気料金が安くなる夜間電力を利用すればランニングコストを抑えることにつながります。

この記事では、電気自動車を自宅で充電するとどのくらいの費用がかかるのか、ガソリン車の給油代と比較しながら解説します。

自宅充電の注意点もお伝えしますので、電気自動車の購入を検討されている方はぜひ参考になさってください。

電気自動車(EV)は自宅で充電できる

電気自動車は電気が動力源となるため、導入にあたっては充電設備を設置する必要があります。

電気自動車は全国のガソリンスタンドや高速道路のSAなどに設置されている急速充電スポットのほか、自宅に設置できる普通充電設備でも充電可能です。

全国で急速に拡大する急速充電設備は、30〜60分で80%程度まで充電できます

しかし、急速充電設備は移動中に充電が必要な場合、主にバッテリー残量がほとんど残っていない緊急時の利用が想定されています。自動車の利用用途によっては、急速充電スポットに行かなくても自宅設備だけでまかなえるでしょう。

自宅で充電できる普通充電設備

普通充電設備は、戸建て住宅やマンション、屋外駐車場などに簡単に設置できます。

コンセントは100V用と200V用がありますが、200V用の方が充電可能な車種が幅広く、充電時間も100V用より短時間です。

そのため、家を新築し電気自動車用のコンセントを導入する場合は、200Vコンセントの設置が推奨されています。

充電時間は必要な走行距離によって異なりますが、200Vの充電設備であれば4〜8時間ほどかかります。

電圧と充電時間の違い

単相100V用
コンセントの場合
60分で
およそ10km
走行可能
単相200V用
コンセントの場合
30分で
およそ10km
走行可能

※単相:一般家庭で利用される電気交流

さまざまな場所に設置でき充電方法もカンタン

普通充電設備には、スタンドタイプや壁掛けタイプ、コンセントのみのタイプなどさまざまな種類があります。

最も工事が簡単なのはEV用コンセントのみを設置するタイプで、自宅の駐車場など限られたスペースにも設置できます。

ただし、屋外にコンセントを直接取り付ける場合は、雨水がかからない位置や積雪の影響を受けない位置に設置するなどの工夫が必要です。

普通充電設備の充電方法は、電気自動車に装備されている専用ケーブルをEV用コンセントに接続するのみです。

なお、充電器本体にケーブルが装備されているタイプであれば車載ケーブルを取り出す必要はありませんが、すべての電気自動車に対応しているとは限らないため注意しなければなりません

電気自動車の維持費は高い?ガソリン車と比較

日産「リーフ」やトヨタ「プリウス PHV」など、国内大手自動車メーカーで販売されている電気自動車は、ガソリン車と比べるとまだまだ高価格な印象があるかもしれません。

しかし、電気の力だけで走る電気自動車はガソリン車よりもランニングコストがかからず、長い目で見ると経済的といえます。電気自動車の充電費用は具体的にどのくらいかかるのでしょうか。

ここでは、電気自動車にかかる充電費用についてガソリン車と比較しながら解説します。

電気自動車の充電にかかる費用

電気自動車を自宅で充電する場合、契約している電気料金の単価に必要な電力量(kWh)をかけたものが充電費用となります。

多くの電気会社は夜間の時間帯に電気料金を割引するプランを導入しており、安価な夜間電力を利用すればより経済的です

たとえば、東京電力エナジーパートナー株式会社には「夜トクプラン」として「夜トク8」と「夜トク12」があります。各プランの電気料金は次のとおりです。

夜トク8の電気料金(1kWhあたり)

午前7時〜
午後11時
午後11時〜
翌午前7時
32.74円 21.16円

夜トク12の電気料金(1kWhあたり)

午前9時〜
午後9時
午後9時〜
翌午前9時
34.39円 22.97円

参考:東京電力エナジーパートナー株式会社『夜トクプラン』(https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/yorutoku/index-j.html)

このように、夜間電力は日中よりも1kWhあたり10円以上安い料金で利用できる場合があります。夜間の電気使用量が多い場合は、夜間電力が安くなるプランの導入がおすすめです。

電気自動車の充電費用をガソリン代と比較

時間帯単価が異なる電気料金プランの場合、1kWhあたりの電気料金は20〜30円と幅があります。

電費(1kWhあたりの走行距離)を6km、ひと月の走行距離を600kmとした場合に必要な電力量は100kWhであり、電気料金は次のように計算できます。

  • 20円(1kWhあたりの電気料金)×100kWh=2,000円
  • 30円(1kWhあたりの電気料金)×100kWh=3,000円

昼間の電気を利用した場合は2,000円、夜間の電気を利用した場合は3,000円ほどかかります。

一方、レギュラーガソリンの料金を1Lあたり140円とし、比較対象車種の燃費を1Lあたり20km、ひと月の走行距離を600kmとした場合に必要なガソリンは30Lであり、ガソリン代は次のように計算できます。

  • 140円(1Lあたりのガソリン料金)×30L=4,200円

電気自動車の充電費用とガソリン車のガソリン代をまとめると次のようになります。

月間走行距離600kmのランニングコスト

電気自動車の
充電費用(昼間)
3,000円
電気自動車の
充電費用(夜間)
2,000円
ガソリン車の
ガソリン代
4,200円

※昼間の電気料金を30円/kWh、夜間の電気料金を20円/kWh、電費を6km/kWh、ガソリン料金を140円/L、ガソリン車の燃費を20km/Lとした場合

電気自動車はガソリン車よりランニングコストを抑えられる

契約する電気料金プランや地域ごとのガソリン料金などによって変わってきますが、基本的に電気自動車の充電費用は同条件で比較した場合のガソリン代よりもお得になります。

電気自動車はガソリン車と比べ本体価格が高く導入しづらい面はあるものの、ランニングコストはガソリン車よりも抑えられ経済的です。なお、電気自動車の購入にあたっては国や地方自治体の補助金制度も利用できます。

また、ガソリン車であればその都度ガソリンスタンドに行って給油する必要がありますが、家でも簡単に充電できる電気自動車は手間がかかりません

夜間電力を利用すれば寝ている間に充電が完了します。急速充電が可能な充電スポットも全国的に急増しているため、出先で充電が必要になっても心配ありません。

自宅で充電する場合の注意点

電気自動車の充電設備は簡単な工事で設置できますが、自宅で安全に充電するにはいくつかの注意点があります。

使用方法を間違えると重大な事態に発展する恐れがあるため、自宅で充電する際は注意しなければなりません。

急速充電よりも充電にかかる時間が長い

自宅に導入する充電設備は、一般家庭の電気設備でも利用可能な普通充電設備を選ぶことになるでしょう。

急速充電設備であれば30〜60分程度で充電が完了しますが、普通充電設備は4〜8時間程度かかります。

普通充電設備は充電にかかる時間が非常に長いため、電気自動車を長時間利用しない時間帯に充電するのが一般的です

ただし、急速充電は充電時間が短いメリットはあるものの、より高い電流を流すため電池に負担がかかりやすいデメリットがあります。

基本的には自宅で充電し、緊急時や継ぎ足しとして急速充電を利用するのがベストでしょう。

100Vコンセントで充電可能な電気自動車は限られる

普通充電用のコンセントには100Vタイプと200Vタイプがあります。

100Vタイプで充電できる電気自動車は200Vタイプよりも限られるため、新たにEV用コンセントを新設する場合は200Vタイプを選んだ方がよいでしょう。

100Vでも200Vでも設置費用はほぼ変わらないうえ、200Vの方が短時間で充電できます。

また、100Vコンセントがすでに駐車場近くに設置済みの場合、既存コンセントは専用回路ではなく一般回路に接続されているのが一般的です。

専用回路は1つの分岐ブレーカーから1つのコンセントを接続しますが、一般回路は複数のコンセントを接続します。

そのため、電気自動車の充電に対し供給できる電気容量が足りない場合、同一回路のコンセントが停電する恐れがあります

市販の延長ケーブルやドラム式リールは使用しない

自宅充電が可能な電気自動車ですが、ホームセンターなどで購入できる市販の延長ケーブルやドラム式リールは使用できません。

電気自動車を安全に充電するには、電気自動車本体に取り付けられている専用ケーブルか、充電器本体に装備されているケーブルを使用する必要があります。

電気自動車を充電している間、ケーブルには大容量の電流が常に流れています。

適切ではないケーブルやリールを使ってしまうと、充電時に火災が発生する恐れがあり非常に危険です

市販のケーブルやリールは使用せず、必ず純正の専用ケーブルを使って充電するようにしましょう。

【まとめ】EVはガソリン車よりお得に乗れる

電気の力で走行する電気自動車(EV)は、走行中に二酸化炭素や排気ガスを出さない環境にやさしい自動車です。

電気自動車の充電設備には普通充電と急速充電があり、普通充電であれば一般家庭でも簡単に取り付けられます。

電気自動車のランニングコストはガソリン車よりも低く、時間帯単価が異なるプランであれば安価な夜間電力の利用でさらにお得になるでしょう。

電気自動車の本体価格はまだまだ高い傾向がありますが、国や地方自治体の補助金制度を利用することで導入コストを下げられます。

ガソリン車から電気自動車への動きは世界的に広まっており、今後はより速いスピードで電気自動車の普及が拡大すると予想されています。

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