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電気自動車の燃費一覧とガソリン車との比較

電気自動車の燃費についてガソリン車と比較して解説

電気自動車の燃費一覧とガソリン車との比較

電気自動車の燃費は「交流電力量消費率」という指標で表示され、略して「電費」ともいいます。ガソリン車と比べ、電気自動車の燃費はイメージしにくいかもしれません。

燃費の数値は自動車を検討するうえで重要なポイントであり、長く乗り続けるには燃費のよいクルマを選びたいものです。

この記事では、日本メーカーから販売されている電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の燃費を一覧にまとめ、電気自動車とガソリン車の燃費を比較しています。EVやPHVの導入を検討されている方はぜひ参考になさってください。

電気自動車の燃費とは

電気自動車の燃費とは

電気自動車の燃費とは、1km走行に必要な消費電力(Wh/km)をいいます。

また、1kWhあたりの走行距離(km/kWh)を表すこともあり、一般的な電気自動車の電費は平均6km/kWhです。

「電費」と「燃費」の違い

電気自動車の「電費」はガソリン車でいう「燃費」にあたる指標ですが、それぞれ単位が異なります。

1kWhあたりの走行距離を示す電費は「km/kWh」で表すのに対し、ガソリン1Lあたりの走行距離を示す燃費は「km/L」で表されます。

また、電費の値は小さいほどよく、燃費の値は大きいほどよいとされています。

電費の値が小さければ少ない電力で長く走行できること、燃費の値が大きければ少ないガソリンで長く走行できることを示しているからです。

一般的に「電費のよいクルマ」といえば電費の値が小さく、「燃費のよいクルマ」といえば燃費の値が大きいということになります。

燃費表示の「WLTCモード」とは

電気自動車やガソリン車の燃費表示には、2017年以降「WLTCモード」が使われています。

従来の「JC08モード」は日本が独自に策定した燃費の測定試験方法ですが、WLTCモードは「世界統一試験サイクル」と呼ばれる国際的な試験方法です。

WLTCモードは、市街地モード・郊外モード・高速道路モードの3つの走行モードから平均的な使用時間配分で構成されます。

カタログには各走行モードの燃費も表示されるため、自身の走行環境により近い燃費を把握できるようになりました

市街地モードは街乗りで信号や渋滞の影響を受ける走行、郊外モードは信号や渋滞の影響をさほど受けない走行、高速道路モードは高速走行が想定されています。

燃費は冷暖房の使用頻度に影響する

電気自動車の燃費は、夏場や冬場の冷暖房の使用頻度に影響されます。

冷暖房を使わない時期と頻繁に使う時期とでは、1kWhあたりに走行できる距離が変わってくるということです。

一般的に、ガソリン車は冷房の方が燃費への影響が大きく、電気自動車は暖房の方が燃費へ影響しやすい傾向があります。電気自動車の燃費に影響しやすい冬場は、いつもより多めに充電しておくとよいでしょう。

電気自動車の燃費一覧

電気自動車の燃費一覧
電気自動車のカタログには、交流電力量消費率と一充電走行距離が表示されます。

一方、電気でもガソリンでも走れるプラグインハイブリッド自動車のカタログには、交流電力量消費率とハイブリッド燃料消費率、EV走行換算距離が表示されています。

ここでは、次に挙げる国内メーカーの電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の車種について、燃費や走行距離を一覧にまとめました。

なお、一覧の燃費は「1km走行するのに必要な消費電力(Wh/km)」を表しています。

電気自動車(EV)の車種

  • 日産「リーフ」
  • ホンダ「honda e」
  • マツダ「MX-30 EV MODEL」

プラグインハイブリッド自動車(PHV/PHEV)の車種

  • トヨタ「プリウスPHV」
  • 三菱「アウトランダーPHEV」

日産:リーフ

日産リーフの現行グレードには、バッテリー容量が40kWhの「S」「X」「G」、62kWhの「e+ X」「e+ G」などがラインアップされています。

バッテリー容量によって燃費や一充電走行距離は異なり、「e+ X」「e+ G」の航続距離458kmは国内産EVのなかではトップクラスの長さです。

グレード
乗車
定員
燃費
(WLTCモード)
一充電走行距離
(WLTCモード)
S 5名 155Wh/km 322km
X 5名 155Wh/km 322km
G 5名 155Wh/km 322km
e+ X 5名 161Wh/km 458km
e+ G 5名 161Wh/km 458km

ホンダ:honda e

ホンダの「honda e」と「honda e Advance」は主要装備に違いがあり、honda e Advanceにはマルチビューカメラシステム、100V AV電源、センターカメラミラーといった充実の機能が標準装備されています。

しかし、燃費と一充電走行距離に絞って見ると、honda eの方がより少ない電力で長い距離を走行できるといえます。

グレード
乗車
定員
燃費
(WLTCモード)
一充電走行距離
(WLTCモード)
Honda e 4名 131Wh/km 283km
Honda e
Advance
4名 138Wh/km 259km

マツダ:MX-30 EV MODEL

マツダ初の量産型電気自動車「MX-30 EV MODEL」は、2020年に発売されたマイルドハイブリッドカー「MX-30」がベースとなっています。

現行グレードでは、燃費・一充電走行距離ともにすべて同じ値です。

日産リーフやhonda eと比較すると航続距離が短い印象を受けますがが、日常的な移動であれば1回の充電でも十分まかなえるでしょう。

グレード
乗車
定員
燃費
(WLTCモード)
一充電走行距離
(WLTCモード)
EV 5名 145Wh/km 256km
EV
Basic Set
5名 145Wh/km 256km
EV
Highest Set
5名 145Wh/km 256km

トヨタ:プリウスPHV

プラグインハイブリッド自動車とは、電気自動車とハイブリッド自動車両方の機能を併せ持つクルマです。

トヨタの「プリウスPHV」は燃費性能が抜群によい「プリウス」を受け継ぎ、電気自動車としてもハイブリッド自動車としても燃費のよさが際立っています。

どのグレードもEV換算走行距離は60kmあり、日常運転のほとんどをEVモードで走行できるでしょう。

グレード
乗車
定員
燃費
(WLTCモード)
ハイブリッド燃費
(WLTCモード)
EV走行換算距離
(WLTCモード)
S 5名 107Wh/km 30.3km/L 60.0km
S”ナビ
パッケージ”
5名 107Wh/km 30.3km/L 60.0km
A 5名 107Wh/km 30.3km/L 60.0km
A プレミアム 5名 107Wh/km 30.3km/L 60.0km

三菱:アウトランダーPHEV

三菱の「アウトランダーPHEV」は、街乗りにもアウトドアにも適したSUVタイプのプラグインハイブリッド自動車です。

プリウスPHVと比較すると燃費は劣りますが、EV走行換算距離は60km近くあるため、日常的な使い方なら電気のみでも事足りる航続距離といえます。

グレード
乗車
定員
燃費
(WLTCモード)
ハイブリッド燃費
(WLTCモード)
EV走行換算距離
(WLTCモード)
G 5名 213Wh/km 16.4km/L 57.6km
G Plus
Package
5名 213Wh/km 16.4km/L 57.6km
G Premium
Package
5名 213Wh/km 16.4km/L 57.6km
S Edition 5名 213Wh/km 16.4km/L 57.6km

電気自動車とガソリン車の燃費を比較

電気自動車とガソリン車の燃費を比較
電気自動車は電気、ガソリン車はガソリンを燃料として走るクルマです。

電気自動車とガソリン車は動力源が異なるため、ここでは「1km走行に必要なコスト」を計算しそれぞれの燃費を比較してみます。

なお、電気自動車は日産「リーフ S」、ガソリン車はトヨタ「プリウス S」を比較対象とします。

電気自動車の充電費用を計算

電気自動車の充電費用を計算するには、電気料金の契約単価が必要です。ここでは1kWhあたり25円として計算します。

日産「リーフ S」のバッテリー容量は40kWhなため、満充電する場合の充電費用は1,000円になります。リーフSの航続距離322kmから計算すると、1km走行に必要なコストは約3.1円です。

  • 25円/kWh×40kWh=1,000円
  • 1,000円÷322km=3.10円

また、電気自動車を自宅で充電する場合、安価な夜間電力を利用することでさらにコストを抑えられます。夜間電力を20円/kWhとすると、1km走行に必要なコストは約2.5円です。

  • 20円/kWh×40kWh=800円
  • 800円÷322km=2.48円

ガソリン車の燃料代を計算

ガソリン車の燃料代を計算するには、レギュラーガソリンの小売単価が必要です。ここでは1Lあたり140円として計算します。

トヨタ「プリウス S」の燃費は30.8km/Lなため、1km走行に必要なコストは約4.5円です。

  • 140円÷30.8km/L=4.54円

変動が激しいガソリン単価は、安くなればなるほど燃料コストが下がります。ガソリン単価を110円とすると、1km走行に必要なコストは約3.6円です。

  • 110円÷30.8km/L=3.57円

電気自動車の方が経済的にお得

1km走行に必要なコストは、電気自動車では約2.5〜3.1円、ガソリン車では約3.6〜4.5円という計算になりました。

この値は電力単価やガソリン単価によって変動しますが、電気自動車の方が経済的にお得といえます。

電気自動車の充電方法には「普通充電設備」と「急速充電設備」があり、自宅に導入する場合はコンパクトな普通充電器を用いるのが一般的です。

工事費用は5〜10万円程度かかりますが、給電の度に外に出る必要がなく手間がかかりません。電気自動車の航続距離は200〜600kmあるため、日常的な使い方であれば1回の充電だけでも十分事足りるでしょう

電費をよくする運転のコツとは

電費をよくする運転のコツとは
カタログに記載されている電気自動車やガソリン車の燃費はあくまで参考値であり、実際は走行環境や運転方法といったさまざまな影響を受けて変化します。

燃費のよいクルマは燃料補給の回数が少なく、ランニングコストを抑えることにつながります。

ここでは、電気自動車の電費をよくする運転のコツをご紹介します。

減速時は早めにアクセルから足を離す

電気自動車の場合、電費に影響するのは加速時よりも減速時です。

減速するときは早めにアクセルから足を離し、やさしくブレーキを踏みながらゆっくりと停止します。

ブレーキを強く踏むと電気がバッテリーからモーターに流れますが、やさしく踏むとモーターで発電された電力がバッテリーに充電されます。

ゆるやかに減速するにはある程度の車間距離が必要なため、前方車両との車間距離は長めにとり、減速が必要なポイントをあらかじめ把握しておくとより効果的です。

高速道路ではスピードを出し過ぎない

高速道路の走行は空気抵抗やタイヤの摩擦が影響し、一般道と比べ電費が悪くなってしまいます。

高速道路を走行する際はスピードを出し過ぎず、なるべく一定の速度で走ることで電力消費を抑えられます。たとえば、時速100kmで走行するよりも、時速80kmで走行する方が電費よく運転できます

走行時の暖房は控えめにする

電気自動車は冷暖房によって多くの電力を消費します。

特に冬場の暖房は電費に大きく影響するため、走行前にあらかじめ暖房を作動させて車内の温度調整を済ませておきましょう。

それでも冷えるときはシートヒーターやステアリングヒーターを併用し、走行時の暖房は控えめにするのがおすすめです。

また、暖房だけ使用する場合はエアコンスイッチをオフにします。

エコドライブ普及連絡会によると、車内の温度設定が外気と同じ25度の場合、エアコンスイッチがオンになったままだと12%程度燃費が悪化するということです

参考:エコドライブ普及連絡会『エコドライブ10のすすめ』(https://www.meti.go.jp/press/2019/01/20200127004/20200127004-2.pdf)

【まとめ】EVはガソリン車よりもランニングコストを抑えられる

電気自動車の燃費(電費)とは、「1km走行に必要な消費電力(Wh/km)」または「1kWhあたりの走行距離(km/kWh)」を表します。

ガソリン車の燃費と違い、数値が小さいほど少ない電力で長い距離を走行できる「電費のよいクルマ」といえます。

燃費のよい電気自動車を選びたい場合は、カタログに記載された「交流電力量消費率」や「一充電走行距離」に注目しましょう。

電気自動車の充電費用とガソリン車の燃料代を比較すると、電気料金単価が安い電気自動車の方がコストを抑えられます。

燃費は走行環境や運転の仕方によって変わるため、さらに燃費をよくするには急な動作を避けてスムーズな運転を意識することが大切です。

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