充電器込みEV自動車リース
電気自動車の知っておきたいデメリットを解説

電気自動車(EV)のデメリットを紹介

地球温暖化対策の一環として、走行中に二酸化炭素を排出しない電気自動車(EV)の注目が高まっています。

エンジンでガソリンを燃焼して走行するガソリン車は排気ガスを排出しますが、電気自動車はバッテリーに充電した電気でモーターを動かすことでクルマを走らせます。

環境に優しいクリーンな電気自動車ですが、導入を検討している場合はデメリットを把握しておくことも大切です。

この記事では、電気自動車のデメリットをガソリン車と比較しながら解説するとともに、デメリットを補う電気自動車の魅力についてもご紹介していきます。

電気自動車の導入をお考えの方はぜひ参考になさってください。

電気自動車とガソリン車を比較

二酸化炭素や排気ガスを排出しない、もしくは排出量が少ない自動車を「次世代自動車」といいます。

日本政府は2030年までに新車の50〜70%を次世代自動車にする目標を掲げており、そのうちの20〜30%を電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド自動車(PHV/PHEV)にするとしています。

従来のガソリン車と電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の違いは次のとおりです。

電気自動車とガソリン車の違い

電気自動車(EV)
プラグイン
ハイブリッド自動車
(PHV/PHEV)
ガソリン車
動力源 電気 電気、
ガソリン
ガソリン
動く仕組み モーター モーター、
エンジン
エンジン
動力の補給 充電器 充電器、
ガソリンスタンド
ガソリンスタンド
エネルギーコスト 安い 安い 高い
航続距離 短い 長い 長い
二酸化炭素の排出 なし あり あり

100%電気のみで走る電気自動車に対し、プラグインハイブリッド自動車はバッテリーの充電がなくなればガソリンを使って走ることもできます。

日本の自動車メーカーが製造する車種でいうと、日産「リーフ(LEAF)」やホンダ「Honda e」は電気自動車、トヨタ「プリウス PHV」や三菱「アウトランダー PHEV」はプラグインハイブリッド自動車に分類されます。

電気自動車やプラグインハイブリッド自動車はガソリン車よりもエネルギーコストがかからず、自宅に充電設備があれば外でエネルギー補給する必要はありません

クリーンなクルマとして世界中で普及が進められており、日本政府や地方自治体は補助金を設けて次世代自動車のさらなる普及を後押ししています。

知っておきたい電気自動車のデメリット

環境問題への関心の高まりから注目を集める電気自動車ですが、従来のガソリン車とは車両価格や動力源、補給方法などさまざまな面で違いがあります。

新車購入時に後悔のない選択をするには、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが大切です。

ここでは、導入する前に知っておきたい電気自動車のデメリットを5つご紹介します。

デメリット1. 航続距離に不安がある

電気自動車は日常使いであれば問題なく使用できるものの、長距離ドライブとなると充電の面で心配になってしまうデメリットがあります。

各自動車メーカーの技術開発により電気自動車の航続距離は伸びていますが、長距離ドライブの機会が多い方は不安に感じるでしょう。

街中の充電スポットは拡大しているとはいえ、ガソリンスタンドと比べるとまだまだ少ない印象があります

下の表は、国内産ピュアEVの航続距離を比較したものです。

主な国内産ピュアEVの航続距離

メーカー名
日産自動車
ホンダ
マツダ
車種 リーフe+ X Honda e MX-30
EV MODEL
一充電走行距離
(WLTCモード)
(※1)
458km 283km 256km
一充電走行距離
(JC08モード)
(※2)
570km 308km 281km

(※1)市街地・郊外・高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験方法
(※2)日本独自の試験方法

一充電走行距離とは1回の充電で走れる距離であり、日本の電気自動車の航続距離は200〜600km程度あります(JC08モードの場合)。

上の図のように車種によって航続距離には違いがあるため、長距離走行が多い場合はより航続距離が長い電気自動車を選ぶことでデメリットを回避できるかもしれません。

デメリット2. 電気自動車の車両価格はまだまだ高い

クルマの電動化が注目されているにもかかわらずなかなか普及が拡大しない背景には、電気自動車の車両価格の高さがデメリットになっていると考えられます。

下の表は、日本の大手自動車メーカーにおける電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド自動車(PHV/PHEV)の車両本体価格をまとめたものです。

なお、グレードはそれぞれの車種のなかで最も価格が安い廉価グレードを選んでいます。

主な国内産EV・PHV(PHEV)の車両本体価格一覧

メーカー名
日産自動車
ホンダ
マツダ
トヨタ自動車
三菱自動車
車種 リーフ Honda e MX-30
EV MODEL
プリウス PHV アウトランダー
PHEV
グレード S Honda e EV S G
車両本体価格
(税込)
3,326,400円 4,510,000円 4,510,000円 3,313,000円 4,364,800 円

下の表は、Cセグメントハッチバックに分類される日産リーフと同タイプのガソリン車の車両本体価格を比較したものです。

主なCセグメントハッチバックの車両本体価格を比較

メーカー名
日産自動車
トヨタ自動車
スバル
車種 リーフ カローラスポーツ インプレッサ
スポーツ
グレード S G”X” 6MT 1.6i-L EyeSight(2WD)
動力源 電気 ガソリン ガソリン
車両本体価格
(税込)
3,326,400円 2,169,000円 2,002,000円

同タイプのクルマであっても、電気自動車とガソリン車とでは車両価格に大きな差が生じていることがわかります。

全体的に電気自動車はまだまだ価格が高く、新車の購入を検討する際はデメリットに感じる方も多いでしょう。

デメリット3. 自宅での充電時間が長い

電気自動車の充電設備には自宅に設置できるタイプがあり、就寝前にケーブルを繋いでおけば寝ている間に充電が完了します。

ただし、自宅に設置する充電器の多くは小型の普通充電器になり、4〜8時間程度の充電時間が必要です。

就寝中であれば充電時間の長さはさほど気にならないでしょうが、外出前のわずかな時間で十分な充電をおこなうことはできません。

ガソリン車の場合は満タン入れるのに数分しかかからず、ガソリンを注ぎ忘れていてもすぐに対応できます。充電時間が長時間かかる点は、電気自動車のデメリットといえるでしょう。

また、自宅に充電設備を設置するには、駐車場の付いた戸建てに住んでいることが望まれます

賃貸住宅の場合は貸主に許可を取る必要があり、退去時の原状回復についても話し合っておかなければなりません。

賃貸住宅では充電設備の設置が難しい点は大きなデメリットになるでしょう。

デメリット4. 急速充電は待ち時間が発生する

電気自動車をより短時間で充電できる急速充電設備は、場所や時間帯など状況によっては待ち時間が発生するデメリットがあります。

急速充電設備は個人の住宅やマンションなどのプライベートな場所に設置されるのはごく限定的で、主に高速道路のサービスエリアや道の駅といった移動の中継地点となるパブリックな場所に設置されるからです。

急速充電設備では30〜60分程度で走行に十分な充電が完了します。しかし、充電スポットが混んでいる場合は待ち時間が発生し、急いでいるときは不便に感じるでしょう

他の充電スポットが近くになければ動くこともできず、ただその場で待ち続けることになってしまいます。

急速充電は普通充電よりも短時間で充電が完了しますが、電気自動車の普及とともに充電の待ち時間が発生してしまうのはデメリットといえそうです。

デメリット5. 充電インフラの普及に地域差がある

自宅への充電器の設置が難しい場合は街中の充電スタンドを利用することになりますが、充電インフラには都市と地方で地域差が生じています。

都市と地方における充電インフラの設置密度

画像出典:経済産業省(製造産業局 自動車課)『電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の充電インフラ整備事業費補助金について』(p18【参考資料5】都市と地方における充電インフラの設置密度 より)(https://www.meti.go.jp/information_2/publicoffer/review2017/html/h29_s6.pdf)

上の図は、東京と仙台における急速充電設備・普通充電設備の設置密度を表したものです。

充電スタンドの数は全国的に拡大しているとはいえ地域によってばらつきがあり、設置数の少ない地方の利用者にとってはデメリットになるでしょう

ただし、全国の充電スポットの数は18,000箇所を超え、ガソリンスタンドのおよそ6割に匹敵するといわれています。

ガソリンスタンドが減少する一方で充電スポットは増え続けているため、地方の充電インフラも整備が進められていくと考えられます。

デメリットを補うEVの魅力とは

従来のガソリン車に代わる次世代自動車として急速に普及が進められている電気自動車ですが、導入するとなればさまざまなデメリットがあることも理解しておく必要があります。

しかし、電気自動車にはガソリン車では得られないメリットがあることも事実です。

ここでは、数々のデメリットを補う電気自動車の魅力をご紹介します。

電気自動車の導入時には国からの補助が受けられる

電気自動車はまだまだ価格が高いデメリットはあるものの、ガソリン車との価格差を縮めるために国の補助金や税優遇などが設けられています。

居住地域によって異なりますが、各地方自治体でも補助金制度が設けられている場合があります。

補助金額は車両のグレードによって異なり、次の3つの補助金から条件に合うものをひとつだけ選択できます。

  1. 環境省補助金:最大80万円
  2. 経済産業省補助金:最大60万円
  3. クリーンエネルギー自動車導入事業補助金:最大42万円

また、電気自動車には税優遇制度があり、税制面での負担も軽減できます

エネルギーコストがガソリン車よりも安い

電気自動車は外部からの電気の供給によって走行するクルマです。

自宅で充電する場合、時間帯によって電気料金が異なるプランを契約していれば、安価な夜間電力を使うことでお得に充電できます。

月間走行距離600kmのランニングコスト

電気自動車の充電費用
(昼間)
3,000円
電気自動車の充電費用
(夜間)
2,000円
ガソリン車のガソリン代 4,200円

※昼間の電気料金を30円/kWh、夜間の電気料金を20円/kWh、電費を6km/kWh、ガソリン料金を140円/L、ガソリン車の燃費を20km/Lとした場合の試算値

上の表は、電気自動車とガソリン車のエネルギーコストを比較したものです。電気自動車の方がエネルギーコストが低く、特に夜間の充電費用が安いことがわかります。

なお、街中の充電設備を利用する場合は、各自動車メーカーが発行する充電カードを用いるのが一般的です。

たとえば、日産自動車は「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」、三菱自動車は「三菱自動車 電動車両サポート」という充電サービスを提供しています。

それぞれ複数の料金プランがあり、走行距離や利用用途に応じて自分に適したプランを選択できます。

充電スポットに行かなくても自宅で充電完了

自宅に充電設備を設置できる場合、わざわざ街中の充電スポットに行かなくても自宅で充電が完了します。

電気自動車の充電方法は非常に簡単で、車両に搭載されている充電ケーブルを自宅に設置したEV用コンセントに接続するのみ。

ガソリン車はガソリンがなくなれば街中のスタンドで給油するしかありませんが、一般家庭の電気設備で設置できる電気自動車なら寝ている間に充電を終わらせることも可能です

一充電あたりの走行距離は200〜600km程度あるため、日常的な利用であれば充電スポットに行く必要はないでしょう。

災害時には電気自動車を電源として使える

災害時に電気供給がストップした場合は、電気自動車を非常用電源として活用できます。

100V電源用コンセントが搭載された電気自動車であれば、一般家庭の電化製品の電源として使えます。

コンセントのみを使用する場合は給電器の設置や配線工事がいらず、クルマ本体のみで給電可能です。

一方、給電端子から給電する場合は給電器が必要になりますが、避難所や小規模オフィスなどの電力をまかなうことができます。

【まとめ】EV導入前には欠点の把握が大切!

電気自動車は従来のガソリン車とは異なる点が多々あり、導入前にはどのようなデメリットがあるのか把握しておくことが大切です。

しかし、電気自動車の普及拡大は国をあげておこなわれており、補助金や税優遇制度、充電インフラの拡大などで導入負担やデメリットを回避する手助けをしてくれています。

電気自動車の導入を検討している場合はメリット・デメリットをよく見極めて、後悔のない選択をしましょう。

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