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電気自動車の維持費は年間いくら?充電やメンテナンス費用を紹介

電気自動車の年間維持費と費用節約術を解説

電気自動車の維持費は年間いくら?充電やメンテナンス費用を紹介

電気自動車の所有を考えている場合、維持費がどのくらいかかるのか気になる方は多いでしょう。

電気自動車の充電費用は充電器や電気料金単価によって異なり、メンテナンスや税金の面でもガソリン車とは違いがあるため、電気自動車の維持費はイメージしにくいかもしれません。

そこでこの記事では、電気自動車の維持費について「充電費用」「メンテナンス費用」「税金」の3つに区分し、それぞれ年間でいくらかかるのか解説していきます。

電気自動車の所有を検討している方はぜひ参考になさってください。

電気自動車の維持費1. 充電費用

電気自動車の維持費1. 充電費用

電気自動車の維持費を考えるうえでまず気になるのは、日常的に発生するクルマの充電費用ではないでしょうか。電気自動車の充電方法には、自宅で充電する方法と街中の充電スタンドで充電する方法があります。

ここでは、電気自動車の充電費用について、年間でどのくらいの維持費がかかるのか解説します。

自宅で充電する場合

電気自動車を自宅で充電する場合の充電費用は、電気料金プランの「電気料金単価」を用いて計算します。ここでは、一例として東京電力エナジーパートナーの料金単価から充電費用を算出していきます。

東京電力エナジーパートナーの従量電灯Cプラン

〜120kWh 19.88 円
120〜300kWh 26.48 円
300kWhを超過 30.57 円

参考:東京電力エナジーパートナー株式会社『料金単価表‐電灯(従来からの料金プラン)』(https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/chargelist01.html)

年間走行距離5,000kmの場合

電気自動車の電費(1kWhあたりの走行距離)が6kmの場合、5,000km走行するのに必要な電力量は約833kWhです。

電気料金単価を26.48円/kWhとすると、

26.48円/kWh×833kWh=22,057.84円

年間走行距離5,000kmの充電費用は約22,058円と算出できます。

年間走行距離8,000kmの場合

電気自動車の電費が6kmの場合、8,000km走行するのに必要な電力量は約1,333kWhです。

電気料金単価を26.48円/kWhとすると、

26.48円/kWh×1,333kWh=35,297.84円

年間走行距離10,000kmの充電費用は約35,298円と算出できます。

充電スタンドで急速充電する場合

街中の充電スタンドで急速充電する場合は、各自動車メーカーが発行する充電カードを利用するとお得に充電できます。

充電カードを持たずに急速充電器を利用すると、1回の利用料は約1,650円かかります(55円/分で30分充電した場合を想定)。電気自動車の維持費を抑えるなら、充電カードの発行がおすすめです。

下記は日産自動車が提供する充電サポートプログラムの概要です。

日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)

プラン名
プレミアム10
プレミアム20
プレミアム40
シンプル
目安走行距離 月間走行距離
800km以内
月間走行距離
1,600km以内
月間走行距離
1,600km以上
自宅充電が基本
プランに含まれる
急速充電回数
(10分/回)
10回分 20回分 40回分 設定なし
(都度課金/
10分550円)
月額基本料金 4,400円/月 6,600円/月 11,000円/月 550円/月
3年定期契約料金 2,750円/月 4,950円/月 9,350円/月 設定なし

参考:日産自動車『ZESP3』(https://www.nissan.co.jp/EV/CHARGE_SUPPORT/ZESP3/)

プレミアム10を契約する場合、年間の基本料金は52,800円です。維持費を削減するには、年間33,000円で利用できる3年の定期契約を検討するとよいでしょう。

なお、急速充電器をプランに含まれる回数以上利用する場合は別途料金が発生しますが、普通充電器はどれだけ使っても0円です(プレミアムプランの場合)。

電気自動車の維持費2. メンテナンス費用

電気自動車の維持費2. メンテナンス費用

自動車を長く維持するには、定期的なメンテナンスが必要です。

しかし、エンジンを持たない電気自動車はエンジンオイルやエンジン周りの部品交換が不要なため、メンテナンス関連の維持費はガソリン車よりも安くなるといえます。

ここでは、電気自動車のメンテナンス費用について、年間でどのくらいの維持費がかかるのか解説します。

電気自動車の車検費用

電気自動車はガソリン車よりも整備項目が若干少なく、車検費用は安くなる傾向があります。

車検費用の内訳には法定費用と点検費用があり、法定費用に関してはどこで車検を受けても金額は変わりません。

しかし、点検費用は車検を受ける業者によって金額が変わるため、維持費を抑えるにはいくつかの業者に見積もりを取って比較するのがおすすめです。

また、電気自動車にはエコカー減税が適用され、初回車検では法定費用のひとつである自動車重量税が全額免除されます。

エコカー減税の適用は1回限りですが、新車登録時に免税された電気自動車は初回車検時にも免税されます。

メンテナンス費用は年間でいくらかかるのか

ガソリン車は定期的にエンジンオイルの交換が必要になり、年間の維持費は小型車で1万円程度、大型車・輸入車では2〜4万円程度かかります。

しかし、エンジンを持たない電気自動車はエンジン周りの維持費が一切発生しません。

車検を受ける年は車検費用がかかりますが、電気自動車はガソリン車よりも整備項目が少なく、初回車検では自動車重量税が免除されます。

点検費用は車検を受ける業者によって異なるため一概には言えませんが、日産リーフの車検費用は5〜10万円程度です。

正規ディーラーの車検費用は高額になるケースが多いため、維持費を抑えたい場合は民間車検を受ける選択肢もあるでしょう。

電気自動車の維持費3. 税金

電気自動車の維持費3. 税金

クルマの税金には「自動車税(軽自動車税)」「自動車重量税」「環境性能割」の3種類があります。

電気自動車の導入にあたっては税制面でさまざまな優遇措置が適用されるため、ガソリン車よりも税金の負担を抑えることができます。

ここでは、電気自動車の税金について、年間でどのくらいの維持費がかかるのか解説します。

電気自動車の自動車税

自動車税とは、4月1日時点の車検証上の所有者に対して課される税金です。税額は自動車の排気量に応じて決められており、排気ガスを出さない電気自動車は「排気量1,000cc以下」の税額が該当します。

排気量 1,000cc以下
2019年9月以前に
新車登録した場合の税率
29,500円
2019年10月以降に
新車登録した場合の税率
(引下げ額)
25,000円
(▲4,500円)

また、自動車税と軽自動車税はグリーン化特例の対象となり、登録年度の翌年に限り規定の自動車税・軽自動車税から概ね75%軽減されます。

2019年10月以降に新車登録した電気自動車の自動車税は25,000円ですが、グリーン化特例の適用によって翌年度の自動車税は6,500円になります。

なお、グリーン化特例の適用は登録翌年度分に限られるため、翌々年度以降は毎年25,000円の維持費がかかります。

自動車重量税は車検時、環境性能割は車両購入時のみかかりますが、自動車税や軽自動車税は毎年発生する維持費です。

電気自動車の自動車重量税

自動車重量税とは、新車登録時と車検時に車両重量に応じて課税される税金です。

自動車重量税はエコカー減税の対象となり、適用期間中(2021年5月1日〜2023年4月30日)に新車登録した電気自動車にかかる重量税は全額免除されます。

ただし、電気自動車の自動車重量税が免除されるのは新規登録時と初回車検時に限られるため、2回目以降の車検時には規定の重量税が発生します。

たとえば日産リーフ e+ Gの場合、2回目の車検からは自動車重量税として30,000円が課税されます。

電気自動車の環境性能割

環境性能割とは、自動車の購入時に車両の取得価額に対して課税される税金です。

従来の自動車取得税に代わって2019年10月より新たに導入された税金で、税率は燃費性能に応じて異なります。

適用期間中(2021年4月1日〜2023年3月31日)に取得した電気自動車は非課税です。

EVのランニングコストを抑えるコツ

EVのランニングコストを抑えるコツ

クルマを所有すると必ず維持費が発生しますが、電気自動車は充電方法や運転の仕方を工夫することでランニングコストを抑えられます。

ここでは、電気自動車の維持費を節約するコツをご紹介します。

料金単価が安い夜間電力で充電する

東京電力エナジーパートナーの電気料金プランには、時間帯によって単価が変動する「夜トクプラン」があります。

安価な夜間電力で充電すれば、電気自動車の充電費用をグッと抑えられます。

夜トク8の電気料金(1kWhあたり)

午前7時〜午後11時 32.74円
午後11時〜翌午前7時 21.16円

参考:東京電力エナジーパートナー株式会社『夜トクプラン』(https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/yorutoku/index-j.html)

年間走行距離5,000kmの維持費を夜トク8の料金単価「21.16円」から算出します。電気自動車の電費が6kmの場合、5,000km走行するのに必要な電力量は約833kWhです。

電気料金単価を21.16円/kWhとすると、

21.16円/kWh×833kWh=17,626.28円

年間走行距離5,000kmの充電費用は約17,626円と算出でき、従量電灯プランで計算した充電費用(約22,058円)よりもお得になります。

電費のよい運転を心がける

電気自動車の「電費」とはガソリン車の「燃費」のことであり、1km走行に必要な消費電力(Wh/km)や1kWhあたりの走行距離(km/kWh)をいいます。

電気自動車の場合、電費の値が小さいほど少ない電力で長く走行できることを表します。

減速時には早めにアクセルから足を離す、高速道路ではスピードを出し過ぎず一定の速度で走行するのが電気自動車を電費よく運転するコツです。

電費のよい運転を心がけることで充電回数を削減でき、維持費の節約につながります。

まとめ

電気自動車を所有する場合、充電費用やメンテナンス費用、税金などの維持費が発生します。

しかし、電気自動車の充電費用はガソリン代よりも安く、エンジンが搭載されていない電気自動車はエンジン周りの整備は必要ありません。

また、電気自動車の導入に際しては環境性能割が非課税になったり、エコカー減税やグリーン化特例が適用されたりと、税制面でもさまざまな優遇措置が受けられます。

電気自動車の販売価格はまだまだ高額ですが、ガソリン車よりも維持費を抑えられる分、長い目で見るとお得なクルマといえるのではないでしょうか。

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