マイカーリース
マイカーリース契約に走行距離の制限はあるの?

契約前に知っておきたいマイカーリースの走行距離制限について

マイカーをもつ際、少し前までは新車中古車問わず「自動車を自分で購入する」という方法しかありませんでした。しかし昨今では、マイカーをもつ手段に「マイカーリース」という選択肢があらわれました。

さて、マイカーリースを利用するにあたりリース会社を選ぶ上で検討する項目はどんなものででしょうか?

月々のリース料金に加え、走行距離も検討する上で重要な項目です。

今回はマイカーリースを利用する上で、走行距離に関しての疑問と、走行距離の目安について解説していきます。

なぜマイカーリースは走行距離の制限がされている?

マイカーリースを利用する際に気になるのが、走行距離の制限です。走行距離は月々○○kmと設定されています。そもそも走行距離の制限はなぜ設けられているのでしょうか?

マイカーリースを利用する際、まず「残価設定」がおこなわれます。この残価設定とは、契約期間が満了した時点の車の価値をあらかじめ決めておくというものです。

新たに自動車を購入する際、多くの場合はそれまで乗っていた車を下取りに出しますよね?

「残価設定」とは、この下取り価格をマイカーリースの契約前に設定しておくことで、月々のリース料金を抑える目的があります。

リース契約をする自動車を新車として購入した場合、購入金額が300万円だとします。

残価設定の金額が60万円だとすると、残った240万円と、税金や車検料金、保険料などを合計した金額を月々で割ることでリース料金を算出します。

マイカーリースはあらかじめ残価設定をするので、新車を購入してローンを組むよりも、ローンと同期間のマイカーリース契約をしたほうが月々の支払いが安くなるのです。

ではここに走行距離がどのように関わってくるのでしょうか?

走行距離は残価設定をする上で必要になる要素です。自動車は走行距離が長くなれば長くなるほど価値が下がります。

それは走行距離が長くなることで、自動車の部品が劣化したり、自動車が故障するリスクが高くなるためです。

たとえば5年前に新車として購入した自動車があったとします。

同じ型の新車だったとしても、Aの自動車は総走行距離が50,000km、Bの自動車は総走行距離100,000kmなら、Aの自動車のほうが価値が高いということになります。

つまり、マイカーリース契約をする際にあらかじめ走行距離を決めておくことは、残価設定をするために必要不可欠なのです。

残価設定の価格が高ければ月々のリース料金の負担額は少なくなります。

そのため、マイカーリース契約時に走行距離を設定する際は月々に自分がどれくらい自動車を使うのかをきちんと明確にしておく必要があります。

マイカーリースで走行距離をオーバーするとどうなる?

マイカーリース契約時に走行距離の制限がある理由はわかりました。けれど実際、マイカーリース契約後に走行距離の制限をオーバーしてしまったらどうなるのでしょうか?

各マイカーリース会社によって、走行距離の制限をオーバーしてしまった際の対応は多少違いがあります。しかしその中でも、考えられるマイカーリース会社の対応を解説します。

1.オーバーした走行距離分の料金を支払う

指定の走行距離をオーバーした場合、もっとも多く考えられる対応です。
たとえば5年契約で月々の走行距離制限が、1,000kmだったとします。

60ヶ月(5年) × 1,000km = 60,000km

のところ、総走行距離が61,000kmになってしまいました。

オーバーした走行距離は1,000kmです。
このオーバーした走行距離1,000kmに対して、走行距離の超過料金を支払う必要があります。

走行距離の超過料金はだいたい1kmあたり5~10円です。

つまり、走行距離制限のオーバー距離1,000kmに対して5,000~10,000円の超過料金が発生することになります。

2.自動車の価値が下がった分の損害費用を支払う

自動車の価値が下がった分の損害費用を支払うとは、どういうことでしょうか?

さきにお話しした通り、走行距離が増加すると自動車の部品は劣化し、故障のリスクが高くなり下取り金額が下がります。

この下がってしまった自動車の価値を損害金として支払うケースがあります。

この際の清算方法や対応は契約時にきちんと取り決めがあるので、走行距離をオーバーしてしまったときの対処もしっかりと最初に確認しておきましょう。

知っておこう!走行距離の目安

マイカーリースの走行距離の制限が設けられている理由、走行距離をオーバーしてしまった際に起こりうる対応について知ったところで、走行距離の目安について確認しておきましょう。

一般的な走行距離とはいっても、毎日会社までの通勤で自動車を使う人と、週末の家族レジャーでしか使わない人では走行距離に大きく差が発生します。

まずは、自分が普段の生活の中で自動車をどの程度使っているのか考えてみましょう。

CASE1.一人暮らしの男性Aさんの場合

自動車の使用用途が、平日会社への通勤時と週末に1回スーパーで買い物をすることがほとんどといった男性Aさんの場合です。

通勤に往復30km、スーパーまで3kmと想定します。

30km×20日間=600km
3km×4日間=12km
600km+12km=612km

月々612km、年間7,344kmとなります。

もちろん自動車の使用用途がこれだけとは限らないので、余裕をみて月々1,000kmとしておいた方がいいでしょう。

CASE2.4人家族の主婦Bさん一家の場合

夫婦2人、7歳の長女、4歳の次女の4人家族の自家用車です。平日に使用するのは主婦のBさん、週末レジャーで運転するのはBさんの旦那さんが担当です。

Bさんは、平日は次女の幼稚園の送り迎えとスーパーの買い出しで毎日自動車を使います。週に2回は長女のピアノ教室への送り迎えもしています。

週末には家族4人でキャンプへ行ったり、遊園地に行ったりと、まだ小さい子どもを楽しませるために一家団欒の時間を大切にしています。

自宅から幼稚園まで片道5km、幼稚園からスーパーを経由して自宅に帰ると8kmになります。

長女のピアノ教室へは、自宅から往復12kmです。週末のレジャーでは往復120km程を運転します。この場合、一ヶ月あたりの走行距離はどれくらいでしょうか?

(5km+8km)×20日間=260km(幼稚園&スーパー)
12km×8日間 = 96km(ピアノ教室)
120km×4回=480km(週末レジャー)
260km+96km+480km=836km

Bさん一家の一ヶ月あたりの走行距離は836km、年間で10,032kmです。毎日自動車を使って週末も遠出しているのに、走行距離が1,000km以内に収まっているのは印象的ですね。

毎日使っているとはいっても、近場を行き来することが多いせいでしょう。

CASE3.実家の親の面倒を見るCさんの場合

Cさんは夫婦2人暮らしですが、実家の両親の病院通いのために自動車で付き添いをしています。

自宅から実家まで往復30km、実家から病院までは往復40kmです。病院へは週に2回通院しています。

(30km+40km)×8回=560km

実家の両親の病院通いへの付き添いでかかる走行距離は月々560km、年間6,720kmのようです。

病院から実家までの道中で買い物をしてあげたとしても、月々1,000kmあれば十分ですね。

CASE4.クルマ好きなDさんの場合

Dさんは平日は会社への通勤に自動車を使っています。もともと自動車が好きなため、週末は趣味で一日ドライブに出かけます。自宅から職場まで往復80km、週末は200kmのロングドライブが習慣です。

40km×20日間=800km
200km×4日間=800km
800km+800km=1,600km

Dさんの場合は通勤だけで1,000kmに到達してしまいそうですね。

月々1,600km、年間19,200kmにもおよびます。

クルマ好きのDさんの場合は、月々の走行距離が2,000km程あったほうがよさそうです。

自分にピッタリな走行距離は?

ライフスタイル別に4パターンの車の使い方をご紹介しました。

最後のDさんは自宅から会社までの通勤と、自動車が趣味ということもあり、走行距離が長くなりました。

けれど、AさんとBさんはどうでしょう?

ほぼ毎日自動車を使ってはいるものの、月々1,000kmも走っていないのが印象的でした。

前述した通り、マイカーリースは走行距離の制限をオーバーしてしまうと超過料金や損害金の請求があります。

しかし、走行距離のオーバーを気にするあまりマイカーリースの契約時、過剰に走行距離の余裕をもってしまうと月々のリース料金が高くなってしまいます。

ご自分だったら月々の走行距離はどれくらいにしたほうがいいのか、上記4名のライフスタイルを参考にしてみてください。

マイカーリースのメリット&デメリットを比較

マイカーリースを利用する際に気になるのが、マイカーリースのメリットとデメリット。

ここではマイカーリースのメリットとデメリットを順にご紹介していきます。

メリット

  • 頭金が不要
  • 新車に乗れる
  • 好きな車種から選べる
  • 経費計上可能
  • 審査申込みがネットで完結することも

メリット1:頭金が不要

マイカーリースのいいところは頭金が不要だということです。普通新車や中古車を購入する場合、頭金+ローンの支払いとなります。どんなに自動車が欲しくても、頭金となる貯金がなければ自動車の購入はできません。

マイカーリースは自分で自動車を購入するわけではないので、頭金は不要となります。

メリット2:新車に乗れる

せっかく自動車に乗るなら中古車ではなく新車に乗りたいですよね。

マイカーリースで取り扱う自動車は新車なので、中古車に抵抗がある方でも問題なく契約することができます。

メリット3:好きな車種から選べる

マイカーリースでは豊富な車種をと取り揃えています。

自分の好みに合った車種を自由に選べるので、「乗りたい自動車がない」といった悩みの心配もありません。

メリット4:経費計上可能

法人や個人事業主の場合、自動車を購入すると減価償却扱いになり初年度で自動車の購入代金を全額経費計上することができません。

しかし、マイカーリースだと月々のリース料金が経費計上できます。

メリット5:審査申込みがネットで完結することも

多くのマイカーリース会社での審査申込みがネットで済ませられます。

自分の都合のいい時に申込みができるので、忙しい日常の負担になりません。

デメリット

  • 走行距離の制限がある
  • 追加料金が発生することがある
  • カスタマイズできない
  • 車体の傷や汚れに注意

デメリット1:走行距離の制限がある

今回メインでお話ししている通り、マイカーリースには走行距離の制限があります。

常に走行距離を気にしてしまって疲れるという意見もあります。

デメリット2:追加料金が発生することがある

走行距離の制限をオーバーしてしまった場合、走行距離の超過料金が発生します。

また、走行距離をオーバーしたことによって下がってしまった自動車の価値の損害金を請求されることもあります。

デメリット3:カスタマイズできない

マイカーリースは原則として、契約終了時に自動車を原状回復して返却しなければなりません。

そのためナビを付け替えたり、自動車の扉を自動開閉できるようにしたいといった改造をするのは難しいです。

デメリット4:車体の汚れに注意

マイカーリース契約をして利用している自動車は、自分のものではなくリース会社のものです。

そのため、傷や汚れには特に注意を払う必要があります。

契約が満了したら次はどうする?

マイカーリースの契約が満了したけれど今後も自動車を使用したい場合、3つの選択肢があります。

  1. 新たにマイカーリース契約を結ぶ
  2. 契約が満了した自動車を買い取る
  3. マイカーリースを利用せず、自動車を自分で購入する

中には自動車を新たに自分で購入するという方もいることでしょう。

しかし、マイカーリースの利用者がもっとも多く選ぶ選択肢は、「新たにマイカーリース契約を結ぶ」ではないでしょうか?

契約満了時にはマイカーリースのメリットを十分に実感できているので、またもう一度マイカーリースで新車に乗りたくなっているはずです。

契約が満了したけれど、この自動車に愛着があって手放したくないという方もいることでしょう。

そういったときは、自動車の残価を清算すれば今までの自動車を自分のものとして所有することができます。

まとめ

マイカーリースに走行距離の制限がされている理由、走行距離の目安、マイカーリースのメリットとデメリットについて解説してきました。

マイカーリース契約をしようか悩んでいる方、走行距離の制限に不安がある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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